価値あるデザイン × 技術 × 保守で叶える
豊かな未来を約束する家。

HOMAについて

現代日本において、住宅建設のゴールが単に「建てること」に重点を置かれがちですが、その後の価値の推移はあまり考慮されていないのが現状です。新築の輝きはやがて褪せ、わずか20年でその価値はほぼ無に帰する「消耗型住宅」が一般的です。対照的に、京都の伝統的な町家を見ると、継続的な手入れと愛着により、長年にわたってその価値が保たれ、さらには高まっていることが見て取れます。これは、HOMAが提唱する「真の住宅の姿」とも言えるでしょう。

HOMAが提案するのは、ただ建てるだけでなく、30年、50年と時が経過してもその価値が認められ続ける住宅です。このビジョンの実現には、一流の建築家と共に技術的に高度な株式会社ヤマトが協力し、耐久性に優れ、快適性を兼ね備えた上質な建材の選択にこだわります。また、災害に強く、日々の生活がより快適で心地よい空間を創出することを目指しています。

さらに、完成後の住宅に対する継続的なメンテナンスとケアもHOMAの特徴です。このような取り組みにより、住む人々に長期的な豊かさと安心を提供し、持続可能な暮らしを実現します。これにより、日本の住宅業界に新たな標準を打ち立て、未来へと続く住宅文化の礎を築くことがHOMAの使命です。

建築家のメッセージ

目指すのは、何気ない日常で
ふと豊かさを感じられる家。

コンセプト
「豊かな未来を約束する家」
に寄せる想い。

建築を通し、社会の人たちが幸せになっていくお手伝いをしたい。私が建築家として大事にしてきたのは、人々の幸せを願う想いです。幸せとは、すなわち豊かさ。人は豊かさを感じたとき、自ずと幸せを感じるはずです。そして、HOMAが掲げる「豊かな未来を約束する家」というコンセプト。幸せと豊かさがイコールだとするならば、私の想いとHOMAのコンセプトは相通じます。
しかし豊かさとは、非常に広義。潤沢なお金が豊かさである一方、豊かさは資金力のみでは測れません。その象徴とも言うべきなのが、1930〜40年代にアメリカで流行した規格住宅です。この規格住宅は手頃な価格帯が受けてヒットしましたが、面白いことにコロニアルを基調とした当時のデザインは、今もなお、建築界の定番。時代を超えて愛され続けています。
コロニアルとは清廉な価値観のもと、シンプルで実用的かつ清潔感のある住宅です。過剰な装飾を排除し、自然と肩の力が抜けるような空間が、住む人の心を豊かにするのでしょう。コロニアルという建築様式を発展させたアメリカには、人を家に招くという文化が根付いています。
アメリカの家庭では友人を家に招いてはホームパーティを開き、彼らは楽しむという方法で英気を養いますが、私がHOMAと共に目指すのも日常的に人を呼びたくなり、その何気ない日常の中で、ふと豊かさを感じられる住まいです。働き方改革を筆頭に一人ひとりのライフスタイルや休日の過ごし方が見直されつつある日本においても、家にいるだけでリラックスでき、人を招きたくなるような家づくりが必要だと、私は考えます。

  • 建築家 渡辺 純

    一級建築士 / 株式会社JWA建築・都市設計 代表取締役
    1954年7月20日生まれ。「VILLA GAMAGORI」をはじめとする複数の作品が国内外の建築賞に輝く。終身教授資格を持つテキサス大学などの教授職を歴任し、現在はHOMA設計最高顧問も務める。

    経歴

    1978年東京大学工学部建築学科卒業 卒業計画賞受賞
    1983年ハーバード大学建築大学院修了
    1978~1981年丹下健三・都市・建築設計研究所
    1983~1985年I.M.ペイアンドパートナーズ
    1985~1990年槇総合計画事務所
    1990年株式会社JWA建築・都市設計代表取締役として独立
    テキサス大学オースティン校建築学部助教授
    1995年終身教授資格(Tenureship)取得
    1996~2009年中部大学工学部建築学科教授
    2014~2016年香港中文大学客員教授

  • House in Seijo
    photography:junji kojima

  • House in Takanawadai
    photography:junji kojima

  • House in Kibi
    photography:junji kojima